先程から投資に関するリスクに関して記述を行っています。
株式投資や外国為替、債券等に関しては大変大きなリスクが存在しています。
これらをしっかりと理解する事で金融商品の収益構造や日々のニュースが出た際にそれがどのような意味を持ち、保有商品にどのような影響を及ぼすかがわかってくるのです。
金利は株式にしろ、外国為替にしろ大変重要な要因です。
金利を軸として各種金融商品はその価格を大きく変化させていきます。
金利が及ぼすマーケットのリスクを金利リスクと言います。先日日銀がマイナス金利を発表した事は記憶にあたらしいです。
この時は株高、円安に触れましたが、逆の政策発表だった場合は逆の動きをマーケットはします。金利政策に関しては敏感になっていくべきです。
このリスクについては中々理解しがたいものがあるかも知れません。
株式は常に自分が売却を行いたい時に売却を行なう事ができる商品とは限りません。
東京証券取引所1部に上場しているような銘柄であれば市場に流通している銘柄が多いので、日中の市場で簡単に売買が成立する事が多いのですが、新興市場銘柄はそうでない場合が多いのです。
自分が売却をシたい時に買い手がつかない又はその逆の事もありえますので十分な注意を払って取引にあたって行く必要があるのです。
地政学的リスクは現代では大変大きなリスクとして存在しています。
最近ではイスラム社会におけるテロ要因や危険性がマーケットに大きな影響を与える場合も大変多いです。
世界経済が一つに繋がっている現代社会ではこのような一つの問題が世界中のマーケットに大変大きな影響を及ぼす事もあるのです。
北朝鮮のミサイル問題等も同様です。このような問題は本来の経済とは異なる要因ですが、最近ではこのような問題によってマーケットは大変大きく変動しています。普段のニュースの中でこのような情報に触れた際は要チェックです。
以上、2回に渡って記事を書きましたが細かく見ていくと更に多くのリスクが存在しているかもしれません。
このように投資には大変多くのリスクや変動要因が伴っているのです。これらをしっかりと理解して大きな株価の変動に見舞われた時の対処方法に関しては常にイメージトレーニングを行っていきましょう。
賢い投資家は常に頭の中に悲観的な場合を想定しながらも果敢に攻める事のできる人間です。
以上のリスク要因を考えて、投資において収益構造や金利の高低、安定銘柄と新興市場への分散を行って投資を行っていく事で資産運用をもっとフレキシブルに楽しんでいく事ができるのです。